似合う髪型を確認して医療用ウィッグを購入しよう

投稿日:2018年11月22日 更新日:

鏡を見ながら髪の毛を梳く女性抗がん剤の治療など、さまざまな事情から医療用ウィッグを利用する人がいます。

ロングヘアやショートヘア、男性用まで多彩なヘアスタイルのウィッグが販売されていますが、自分に似合うものを選ばないと不自然になってしまうので注意が必要です。

この記事では、自分に合った医療用ウィッグのヘアスタイルなどについて解説していきます。

ヘアスタイルの選び方の基本

病気の治療などで髪の毛が抜けてしまった場合、医療用ウィッグを使うことでこれまでと同じように過ごせるようになります。

最近の医療用ウィッグは非常に精巧なため、自毛のような感覚でを過ごすことが可能です。

ヘアスタイルのバリエーションも豊富なため、おしゃれに楽しむこともできます。

しかし、手軽にヘアスタイルを選択できる分、似合わない髪型を選んでしまって失敗する恐れもあることに注意が必要です。

自分に似合うヘアスタイルを選ぶためには、自分の顔の形がどういったタイプなのかを知ることが大切です。

そのヘアスタイルが似合うかどうかは、顔の形に大きく左右されるからです。

顔の形は、大きくの5つのタイプに分類することができます。

  • 丸顔
  • 卵顔
  • 四角顔
  • ベース顔
  • 逆三角顔

に分けられ、それぞれ与える印象や特徴が違っています。

まずは、自分の輪郭がどのタイプに入るのかを分析してみましょう。

「丸顔」は、輪郭全体が丸みをがある顔です。

顎が丸く、頬もふっくらとしているため、やわらなか印象を与えます。

髪のトップがつぶれると頬が目立ってしまうことに注意が必要です。

丸顔の人は髪型がひし形のラインになるように気をつけると、顔の丸さを緩和することができます

「卵形」はすっきりした顔立ちが特徴です。

ヘアスタイルによっては細長く見えてしまうこともありますが、卵型の人は髪のサイドにボリュームを出すことで全体のバランスがとれるでしょう。

「四角顔」はあご先が平坦で、ほお骨が張って見えてしまうことがあります。

四角顔の人は顔周りのラインを出したヘアスタイルは避けるのが無難といえます。

「ベース顔」はアゴがしっかりとしているため、エラが張った男性的な印象になってしまいがちです。

ベース顔の場合は顔全体にやわらかさを与えるために、パーマなど曲線があるスタイリングが向いています

「逆三角顔」はシャープなアゴのラインが特徴です。

逆三角顔のシャープさを強調しすぎるとキツい印象になるため、動きのあるヘアスタイルにすることで柔らかい印象を演出することができます

ショートヘアのウィッグ

微笑むショートヘアの女性ショートヘアの医療用ウィッグは手軽さで人気です。

しかし、自分に似合うかどうかをしっかり考えてから選ばないと、とってつけたような不自然さが出てしまうので注意が必要です。

一般的に、ショートヘアが似合う人の要件として

  • あごがすっきりしている
  • 頭が小さい
  • 首が細い
  • 目鼻立ちがはっきりしている
  • 耳が小さい

などの特徴が挙げられます。

あごについては「2.25インチルール」が参考にされています。

これはイギリスなどで知られている、ショートカットが似合う顔の基準です。

耳たぶの下からアゴの先までの長さが2.25インチ以下に収まっていると、ショートカットが似合う顔であるというわけです。

2.25インチ以上の長さの人がショートカットにした場合、顔の長さが強調されてしまうため、違うヘアスタイルを選んだほうが無難といえます。

なお、2.25インチはセンチメートルへなおすと5.5cmとなります。

頭が小さいことは、必ずしも必須要件というわけではありません。

しかし、頭が大きいことを気にしている人がショートヘアを選ぶのは逆効果であることは確かです。

とくに小顔を演出したい場合は、長いヘアスタイルの方が相対的に顔が小さく見えるということを知っておく必要があります。

四角顔やベース顔の場合、アゴ周りが強調されるショートヘアはあまり向いているとはいえません。

四角顔やベース顔の人がショートヘアにしたいという場合は、フェイスラインをカバーできるウィッグを選ぶことが大切です。

その際ポイントとなるのはサイドや襟足で、これらを長めにすることで顔全体の輪郭を優しく見せることが可能となります。

毛先に動きのあるウィッグを選べば、さらにフェイスラインを滑らかに演出することができます。

ミディアムヘアのウィッグ

笑顔を浮かべるミディアムヘアの女性医療用ウィッグのなかで、もっとも無難なヘアスタイルはミディアムヘアです。

どのような顔の形でも自然に仕上げることができるため、あまりヘアスタイルにこだわりがないというのであれば、ミディアムヘアを選んでおけば失敗する可能性は低くなります

ただし、顔の形にかかわらず面長であることを気にしている人の場合は、かえって面長を強調してしまうことがあるの注意が必要です。

顔が縦長に見えると、年齢よりも老けて見られる傾向があります。

若々しさを演出したい場合は、ほかのヘアスタイルを選んだ方がよいでしょう。

「ショートは似合わないけど、ロングは面倒だ」という場合は、ミディアムヘアが選択に入ってきますが、そういった場合は縦長を強調しないヘアスタイルを選ぶことが大切です。

ポイントとなるのは、「横の広がり」です。

横に自然なボリュームを出すことによって、面長のフェイスラインをうまくカバーすることができます。

ロングヘアのウィッグ

笑顔を浮かべる女性の画像医療用ウィッグのロングヘアは、自毛以上にさまざまなヘアスタイルを楽しむことができます。

もともとの髪質ではできなかったパーマなど、多彩なヘアスタイルにチャレンジすることが可能です。

しかし、全体のシルエットから前髪などの細かい部分まで、気を配るべきポイントが多くなる点には注意が必要です。

上手に選べば顔の形の気になる点をカバーした理想のヘアスタイルを作ることができますが、失敗するとかえって欠点を強調してしまうことが少なくありません

とくに気をつけたいのは丸顔の人です。

丸顔の人が重めの前髪やぱっつん前髪のロングヘアにすると、幼い印象を与えてしまいます。

その場合は、前髪の隙間を意識することがポイントです。

顔の大きさが気になる人は、意識して小顔を演出する必要もあります。

パーマなどをあてると、重心が下がるため顔の大きさを目立たなくさせることができるでしょう。

男性用のウィッグ

笑顔を見せる男性男性用の医療用ウィッグは、女性用のものと選ぶポイントが異なってきます。

まず考えなくてはいけないのが、脱毛範囲です。

いわゆるフルウィッグだけでなく部分ウィッグもあるため、自分に合った用途のものを選ぶ必要があります。

男性は短髪が多いことから、生え際ともみあげの処理についても慎重に検討する必要があります。

ウィッグと気づかれやすい部分についてしっかりと考えておかないと、仕上がりが不自然になってしまう恐れがあります。

男性の場合はビジネスシーン重視なのか、トレンド重視なのかでも選択するウィッグが変わってきます。

最近はビジネスとファッション両方の要素を兼ね備えた医療用ウィッグもリリースされていますが、社会人の場合はビジネス寄りのヘアスタイルを選択するのが無難でしょう。

トレンド重視の場合は、うまくヘアスタイルを選ばないと不自然になってしまうことがあります。

とくに部分ウィッグの場合は、奇抜なヘアスタイルにすると自毛との髪質の違いが目立ってしまうこともあるため注意が必要です。

どのようなヘアスタイルを選択するにせよ、男性の場合は自然な仕上がりを目指すことが大切です。

ヘアスタイルばかり若々しいと、自分の顔や肌の質とマッチせずに髪だけが浮いているような印象を与える恐れもあるので注意しましょう。

眉毛などと比べて、髪の毛の量が多すぎるような場合も同様です。

あくまでナチュラルな印象になるように心がけることが、男性用のウィッグを選ぶポイントです。

関連記事:医療用ウィッグには部分用・白髪・男性用もある!

似合うウィッグを選ぶには「自分」を知ることが大切

自分に似合う医療用ウィッグを選ぶには、さまざまな点に注意する必要があります。

もっとも大切なのは、自分の顔のタイプや何を重視するかをしっかりと分析することです。

そうすれば、自分にぴったりのヘアスタイルのウィッグを見つけることができます。

しっかりと自己分析を行い、理想的なヘアスタイルを手に入れましょう。

関連記事

表彰台を指さす手

医療用ウィッグならここ!おすすめメーカー5選

抗がん剤による影響で髪が抜けてしまった方や、薄毛の症状を抱える方などの悩みを和らげるために、医療用ウィッグ(かつら)が助けとなる場合があります。 医療用ウィッグとは、病気やケガなどで髪を失ってしまった …

医療用ウィッグは購入とレンタルどっちがお得?

医療用ウィッグ(かつら)は抗がん剤による治療を受けている方や、脱毛症を患っている方などが抱える「髪の悩み」を緩和するために作られたウィッグです。 医療用ウィッグを利用する方法は、購入もしくはレンタルの …

日差しに手をかざす女性

夏の医療用ウィッグは暑さ対策で快適に!

医療用ウィッグを使用している方にとって、夏は憂鬱な時期です。 ただでさえ暑いうえに、ウィッグをかぶっていることで頭皮がさらに熱を持つためです。 汗を大量にかけばメイクも崩れてしまいますし、放っておけば …

指を立てて「3」のジェスチャーをする女性

使い終わった医療用ウィッグの処分方法は3種類

医療用ウィッグは、抗がん剤治療や脱毛症などと戦う患者が使用するものです。 では、病気が完治した場合、不要になった医療用ウィッグはどうしたらいいのでしょうか。 医療用ウィッグはファッションウィッグより高 …

鏡を見ながら悩んだ顔をする女性

医療用ウィッグが似合わない…調整はどうする?

医療用ウィッグを実際に着けてみると、思っていたイメージと違っていたり、ヘアスタイルが似合わなかったりすることがあります。 レンタルウィッグは返却するため手を加えることができませんが、購入したウィッグで …

部分ウィッグを手に持つ女性

医療用ウィッグで失敗したくないなら店舗購入!

最近耳にする機会が増えてきた、医療用ウィッグ。 JIS規格も適用され、品質も保証されるようになりました。 百貨店の中に出店するなど全国で展開するメーカーもあり、気軽に立ち寄ることもできるようになってい …