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医療用ウィッグがバレないか心配!バレる原因と対策を徹底追及

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医療ウィッグ(かつら)は髪の毛で悩む多くの患者の方々を助けるためのもので、普通のファッションウィッグに比べて通気性が良かったり柔らかい素材でできていたりと、さまざまな工夫が施されています。
しかし、医療用ウィッグは見た目にもきちんと配慮されているかという点が気になるところです。
どんなに機能的に優れていたとしても、頭部を隠していることがバレないかと悩むのでは、医療用ウィッグの持つ精神的なサポートの意味がありません。
今回は医療用ウィッグがバレる原因とバレない対策法を紹介していきます。

医療用ウィッグは装着後にブラシでセットしよう

頭部の手術をしたり抗ガン剤を使用中だったりと、治療中に髪の毛で悩むことは少なからずあるでしょう。
薄くなってしまった頭部を気にしすぎてしまうとストレスにより、体の回復が思うように進まない可能性もあります。
そこで利用したいのが医療用ウィッグです。
医療ということで患者の方々の頭皮や髪を傷つけないように配慮されています。

また、見た目にも不自然にはならないように職人によって1本ずつ毛が手作業で植えられているものもあります。
そのため、一般的なファッションウィッグよりも高価であることが多いのが特徴です。

しかし、バレにくい対策がすでに施されている医療用ウィッグでも、場合によっては他人に違和感を与えてしまうことがあります。
その理由には、医療用ウィッグ装着後のセットを適切に行っていないことが挙げられます。
医療用ウィッグは使用する中で、毛が絡まったり乱れたりします。
それらのトラブルを解消するためにも、ブラシやドライヤーで毎回整えることが重要です。

医療用ウィッグは装着しただけで満足せず、装着後はきちんと鏡で確認してください。
自分の髪の毛のようにセットすることで、より自然なものに見せることができるでしょう。

髪の状態によってこまめなサイズ調整を

医療用ウィッグではそのときどきの状態に合わせてサイズ調整を行うことが重要です。
医療用ウィッグの装着がバレる原因のひとつに、ウィッグが頭部からずれることが挙げられます。
医療用ウィッグではズレにくいように配慮されているものの、髪のボリュームが変われば中に隙間ができてずれやすくなります。

とりわけ抗ガン剤治療中は、治療の経過とともに髪のボリュームは徐々に変化していきます。
一般的には医療用ウィッグがぶかぶかしていると感じたら、襟足部分にあるアジャスターを調整してサイズを合わせます。

しかし、アジャスターの調整だけでは不十分なことも多いのが実情です。
そこで行っておきたいのは、購入したお店や近くにあるかつら屋に相談して、針と糸を使い医療用ウィッグ自体のサイズを変えることです。
医療用ウィッグ自体を頭部にぴったりのサイズにすれば、普段装着していても違和感を感じることは少なくて済むでしょう。

サイズが合わないものを装着しているとどうしても頭部が気になって触ってしまいがちで、それがより周囲の関心を頭部に引き付ける原因となります。
ずれを気にしないようにするためにも、医療用ウィッグのサイズ調整は購入後もこまめに行うようにしましょう。

また、医療用ウィッグを購入するタイミングもサイズ調整に関わってくるため、脱毛の可能性があることが判明した時点で早めに準備に取り掛かりましょう。

詳細記事:ウィッグを選ぶタイミング

医療用ウィッグではツヤや色にこだわろう

美しい髪の毛の条件にツヤがありますが、逆にツヤが多すぎても不自然な印象となります。
人工毛で作られたウィッグには、人毛にはない不自然なツヤが出る可能性が高いので気をつけてください。
医療用ウィッグを選ぶ際はできるだけ人工毛ではなく人毛でできたものにし、100%人毛が難しいようなら人工毛と人毛の混合を選ぶことをおすすめします。

また、室内で装着したときには気にならなくても、外に出たらツヤが多すぎてウィッグをつけているとバレる可能性があります。
試着をする際には一度は外に出て自然光の下で不自然に見えないかチェックしましょう。

ところで、医療用ウィッグは丁寧に作られているものが多いものの、髪色にはあまりこだわっておらず、染料で一様にベタ塗りされたようになっているものもあるので注意が必要です。
通常自然な髪の毛には透明感があり、光の加減によっては黒く見えたりやや茶色に見えたりすることもあります。
太陽の下でも透明感が感じられないものは、不自然な感じがして周りに医療用ウィッグをつけていることがバレる恐れが高くなるでしょう。
色を自然に見せるためには、真っ黒に染められたものではなく、カラーを使って髪の毛の色をやや変えるテクニックがおすすめです。

特に人毛ウィッグでは、色を好みに染められるものもあります。
その際は髪の毛全体を同じ色に染めるのではなく、根元だけを黒くしてその他の部分をやや明るくするなどの工夫をすると自然に見えるでしょう。
医療用ウィッグは買った当初のものをそのまま使い続けるのではなく、より自然に見えるよう手を加えていくことが大切です。

医療用ウィッグの寿命も気にかけよう

医療用ウィッグはファッションウィッグと比べて値段が高く、質が良いものが多いです。

しかし、永久に使い続けられるわけではなく、次第に傷んでくる消耗品といえます。
人毛の医療用ウィッグは使い続けていると髪の色が赤茶色く抜け、髪質がボサボサになります。
毛先もバラバラになっていき、だんだんと不衛生で不自然な見た目になってしまいます。

医療用ウィッグの寿命は商品の質や使用頻度、使い方などによっても異なりますが、おおむね1~2年程度といわれています。
高価な医療用ウィッグはなるべく長い期間にわたって使い続けたいと思うかもしれませんが、医療用ウィッグをつけていると周りにバレないためにも、寿命をきちんと守ることが重要です。

ただし、ウィッグの寿命をできるだけ伸ばす方法もあるので、頻繁に買い替えられない場合はメンテナンス(お手入れ)を重視しましょう。
人毛の医療用ウィッグはトリートメントで寿命を延ばすことができます。
また、トリートメントは毛が絡まったときにも有効なので、定期的にトリートメントを行うことをおすすめします。
美しい毛質を保つことで、医療用ウィッグをより自然に見せることが可能です。

毛量は少ないほうが自然!

髪の毛で悩んでいる患者の方は、医療用ウィッグには多少ボリュームのあるものを選びたいと考えがちです。
これはボリュームが少ないと地肌が透けて見えることを心配するためですが、医療用ウィッグを装着していると他人にバレる原因には、「不自然なほどのボリューム」も挙げられます。
特に中高年になると、若い頃と比べて自然と髪の毛の量は減っていく傾向にあります。

そのため、逆に髪の毛の量がやや少ないと思わせたほうが自然に見えることも多いのです。
医療用ウィッグも年齢を考えたボリュームのものを選ぶことが大切です。

ただ、やはり毛量が少なすぎる医療用ウィッグでは不安だという声もあるでしょう。
その場合、医療用ウィッグの毛先をぶつ切りにせず、あえてそろえずに髪の毛を軽く見せるテクニックを用いてください。
毛先が軽くなれば医療用ウィッグ全体の見え方も軽くなり、同じ毛量のものでも髪のボリュームが少なく自然に見えるはずです。
髪の毛で悩む患者の方々のストレスにならないように、見た目にも機能にもこだわっている医療用ウィッグはたくさんあります。

しかし、医療用ウィッグの特性やバレないような工夫を知っておかないと、他人に違和感を与え「もしかしたらウィッグをつけているのでは」と思われてしまうかもしれません。
適切な医療用ウィッグ選びとメンテナンスで、周りにバレる気遣いを減らしていきましょう。

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